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徳山の盆踊は、川根本町徳山の浅間神社で毎年8月15日に行われています。盆踊は、「鹿(しか)ん舞(まい)」「ヒーヤイ」「狂言」の3つの構成からなり、昭和62年にはこの盆踊の姿が、古歌舞伎の初期の仕組みを残し、動物が登場するなど、地域の特色にも富んでいるため、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
「鹿ん舞」は、古来は作物を荒らす鹿などの獣を払い、豊作を祈念したことから始まったといわれていますが、後、神社境内で行われる「ヒーヤイ」を警護する役割が加わったものと考えられています。露払い、牡鹿、牝鹿、ひょっとこなどの役割があり、鹿を演じる者は、作り物の鹿を頭に乗せ、ももひき、法被、草鞋を付け、紅白螺旋の縞の棒を両手にくるくると回し、囃子に合わせて前後に繰り返し舞います。素朴でありながら勇壮な踊りの面も持った舞です。
「ヒーヤイ」は、歌の中に「ヒーヤイ」と囃子言葉が入っていることにより、その名がある踊りです。元は男性が女装して踊っていたといわれますが、現在では小学4年生以上の女の子により踊られています。小唄に合わせて菅笠に扇子と綾棒を手に踊る様は、古風で優雅な美しいものです。現在では、神すゞしめ、桜花、牡丹など数演が残されています。
「狂言」は、現在では実際に演じられる演目は少なくなっていますが、古い形の狂言を伝えるものといわれています。台本で一番古い物は、宝暦9年(1759)と記されたものもあります。
日 程 8月15日(木)(雨天順延) 午後6時40分頃〜午後9時30分
場 所 静岡県榛原郡川根本町徳山2894
「鹿ん舞 道行」 徳山地内 午前9時〜午後12時
「道行」 徳山コミュニティー防災センター=>愛宕地蔵堂=>浅間神社
午後5時30分〜午後6時30分
交 通 大井川鉄道「駿河徳山駅」下車徒歩約10分(ただし終電注意)
車の場合
東名高速「相良牧之原IC」から約65分
新東名高速「島田金谷IC」から約50分(国道473号〜県道〜国道362号経由)
お問合せ先 川根本町まちづくり観光協会 tel0547-59-2746
徳山区事務所 tel0547-57-2843
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注)現在は走っていないSLもありますが、大井川鉄道を疾走したSLたちの姿と懐かしい風景にふれ、昔を思い出し「ひとときのやすらぎ」を感じて頂ければ・・・との願いを込めて掲載しています。
ラベル:徳山の盆踊・川根本町
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